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私の所属する「生田流箏曲松の実會」の演奏会です。

先々代のお家元野坂操壽先生（入門当初から「大先生（おおせんせい）」とお呼びしていました）が、1924年（大正14年）に「松の実會」を創立、第一回演奏会を催されてから、今年で百年！160回目の演奏会になります！素晴らしい！歴史です。松の実會は5年毎に大きなホールで記念の会を開催していますが、私が入門して3年目に出させていただいた初めての記念の会は、「創立60周年第百回演奏会」でした。国立劇場大劇場でした。あれから40年も経ちます。

二代目野坂操壽先生に憧れて上京、代官山のお稽古場に通うのが緊張しながらも楽しい日々でしたが、三絃を始めるときに、惠子先生から（二代野坂操壽）「母に」と仰ってくださり、大先生にお習いしました。前室で代稽古の先生に見ていただき、順番が来ると大先生が見てくださる。いつもお優しい笑顔で、ピシッと教えてくださるお言葉は印象深く残っています。お稽古場にはいつも美味しいお茶とお菓子が置かれていて、お稽古が終わると「おあがんなさい」と仰ってくださったのも楽しい思い出です。百年は本当に永く重い歴史です。

三代目操壽先生（惠璃先生）は作曲家でもあり、近年は記念の会の為に大編成の曲を作曲されていますが、今年も「松」という作品を作曲されました。とても素敵な美しい重厚な曲です。演奏会締めの曲として演奏します。会員の日頃の修練の発表、三代目襲名披露、お祝いを戴く特別演奏、と本当に盛りだくさんの内容の演奏会になりますので、ぜひお聴きいただきたいです。

日　時：2024年9月15日13時開演（12時30分開場）

会　場：イイノホール（東京都千代田区内幸町）

入場料：4000円（自由席）

今年も開催できることになりました！文化庁の伝統文化親子教室事業です♪

10月6日（日）スタート♪（募集期間は9月1日～22日）

今年は10回目の節目の年になりました。初回は認知度が低く応募者も少なかったのですが、おかげさまで我孫子市内全小学校で募集チラシを配布してもらえるようになってから、毎年抽選になるほど応募者が増えました。日本文化に関心を持ってもらえるようになったことが本当に嬉しいです。ただ、抽選にあたらなかった子どもたちには6年生まであきらめずに応募してもらえたら嬉しいな、と心の中で願いながら準備を進めています。

この講座は「箏曲」と題打っていますが、箏を体験してみよう！という講座ではありません。「日本文化を学び身近に親しむ一か月半」の大切な講座です。箏を通じて、日本の伝統文化を「普通に」感じて、身につけるものは身に着けられるようにしてほしいと考えています。

最後の発表会での、和装で所作も美しい子供たちの姿に毎回心から感動させられます。

人形師平井航さんの公演にて、糸操り人形と三絃による「黒髪」を上演します。

平井さんは人形の頭から衣装も含めて全てをお一人で制作されます。圧倒されるのは、人形が舞うためにご自分も舞を、お能を、和服縫製を、能面制作を、そして演技も発声も研究・習得されていることです。おそらく人形を操る操作板も人形を吊る糸にもこだわりがあるのではないかと思っています。

私がご一緒させていただくのは「黒髪」ですが、「写し絵」の世界がまた素晴らしく幻想的で美しいのです。写し絵の為の機材の制作から上演まで、糸操り人形と同じく、一貫して手掛けていらっしゃいます。これはもう実際に観ていただかないと私の言葉ではお伝えしきれない！

ぜひお出かけくださいませ。

今年は小学校1年生から6年生まで21名でした。今年も定員を上回る応募があり、抽選になりました。

全８回の最終日に発表会をします。次のようなプログラムです♪

【日時】令和６年11月10日(日)10：00開演

【会場】我孫子市南近隣センター9階ホール

今年も我孫子市の市民文化祭にて三曲演奏会を開催します♪

現在会員は22名、今回の演奏会には17名が出演♪

会員募集中ですが、なかなか増えませんねー　教授(師範)資格をお持ちの方、大歓迎ですのでいつでもご連絡お待ちしていますよー

今年のプログラムです♪

創立60周年記念シリーズ最後の公演です♪

雅楽界のトップ演奏団体である「伶楽舎」をゲストに迎え「雅楽と邦楽の競演」に挑戦♪♪　是非お聴きいただきたいです。わたくしは伊福部昭作曲「鬢多々良」に出ます。　作曲家池辺晋一郎氏への委嘱作品もご期待ください。

【日時】2025年1月10日(金)19：00開演（18：30開場）

【会場】豊洲シビックセンターホール（東京メトロ有楽町線「豊洲」7番出口徒歩1分　地上に出たら正面に見えるビルの5階です）